御由緒

七重浜海津見わたつみ神社

七重浜の地は、陸・海ともに古来より由緒の深い所であり、 古くは長禄元年(1457年)和人とアイヌ民族との間に繰り広げられた有名なコシャマインの乱の際、上ノ国の賓客であった武田信広が、コシャマイン父子を打ち破って平定した所であります。明治維新の時は官軍と幕府とが五稜郭の攻防をめぐって激戦地と化した所でもありました。
明治以前には海岸に海神をお祭りした小さな祠があった由で長い年月の間に風雪に曝されて損壊し形の無くなったのを神諭によって昭和四〇年八月二十一日崇敬者により復興鎮座し、更に昭和五十八年十二月四日社殿の規模を一新して竣工鎮祭しました。
今日では、天地災害より人身を守る神、更に厄除、安産、航海安全の守護神として普く崇敬をあつめています。

御祭神

主祭神

相殿神

大地主大神おおとこぬしのおおかみ大地をつかさどる神様
高龗大神たかおかみのおおかみ山上の龍神・水源の神様                  
闇龗大神くらおかみのおおかみ谷底暗闇の龍神・水源の神様
大山祇大神おおやまつみのおおかみ山をつかさどる神様

境内社

七重浜天満宮

七重浜天満宮

御祭神 菅原道真命
御神徳 試験合格 学芸向上 諸芸上達
子供は国の宝。
ただ単に高校大学受験に当たり試験合格だけ祈願するのではなく、時代を担う資質を身につけてこそ、御神徳の真の意義があります。
七重浜をはじめ函館圏の時代を担う子供たちが、健全明朗に成長することを希求し、七重浜天満宮の御神徳発揚を祈念致します。